メイクは女性のとって欠かせない要素です。
どんなに素敵なジャケットやブラウスを着ていても、薄いメイクでは顔全体にメリハリも明るさもなく、膨張したり印象を暗くしたりします。
だからとって、ラインを太く入れてチークやアイシャドウもたっぷり入れてしまうと、一気に老け顔になることもあります。
ビジネスシーンのメイクは薄くてもNGですし、濃すぎるメイクもミスマッチです。
アイシャドウやチークの入れ方の加減がわからない・・・
そんなお客様も多くいらっしゃいます。
私が行う美顔バランスメイクでは、顔のパーツの位置から顔タイプを分析した上で、その方に似合うチークやアイシャドウ、アイライン、眉毛の書き方などをレッスンをしています。
ビジネスシーンでも品格と華やかさのあるメイクを身につけることができる、美顔バランスメイクの効果についてお伝えします。
美顔バランスメイク「優×上」のアイシャドウの入れ方
美顔バランスメイクでは、まず診断を行います。
診断結果で15の顔タイプに分かれます。
それぞれの顔タイプによって、チークの形やアイシャドウやアイラインの入れ方、眉毛の形や色も違ってきます。
私の顔タイプは「優×上」というタイプです。
左右バランスの目と目の距離が少し離れている「優」と、上下バランスが上寄りなので「上」というタイプになります。
「優×上」タイプは、親しみやすい印象と落ち着きのある印象を併せ持つタイプ。
目と目の距離が少し離れている「優」と、上下バランスが上寄りになるこのタイプは、中央にパーツを寄せるアイシャドウやアイラインの入れ方がおすすめ。
目尻オーバーにならないように入れることと、アイシャドウの場合、上下のまぶたにしっかり入れることがポイントとなります。
下記の画像で比較します。
上の画像は、アイシャドウはベージュ1色のみをまぶた全体に入れて、アイラインは入れていません。
なんとなく、まぶたが腫れぼったく、華やかさが全くない印象ですよね。
それに比べて下の画像は、華やかさがあり、目力もアップしているのがお分かりいただけると思います。
下の画像では、アイシャドウを上まぶたに3色、下まぶたに2色入れています。
アイシャドウは、目を開けた時にそれぞれの色が見えるくらいまでしっかり入れます。
1〜2色だったり、それぞれの色をしっかり入れないと、目元が腫れぼったくなります。
アイラインもペンシルタイプのブラウン色で、まつ毛とまつ毛の間を埋めるように入れています。こうすることで、目のフレームが際立ち、目力アップにも!
ペンシルタイプで太めに柔らかく入れるのもポイントです。
そしてアイラインは目尻オーバーにしないことが大事です。
目尻オーバーにしたり、目尻を跳ね上げるように長めに入れると、目元が広がってみえて間延びします。
アイシャドウやアイラインをしっかり入れることで、中央にパーツを引き寄せて、目力もアップ!
お顔の印象も華やかさがアップします。
メイクカラーは、パーソナルカラーで選ぶのが鉄則です!
アイシャドウは、パーソナルカラーで似合う色を使うことが大前提です。
似合わない色を使うと、まぶたが腫れぼったくなりみえたり、目元が暗くなったりします。
なんとなく、違和感があるようにみえて、好感度も下がります。
ですから似合う色を使うことは大事です。
イエベ春の私は、3色のアイシャドウを使いました。
まぶた全体に入れるベース色はアイボリー系を、二重ラインまでの際に入れる締め色はこげ茶系を、そして真ん中に温かみのあるピンクを入れました。
ベージュやキャメルなどのブラウン系でグラデーションを作る方も多いのですが、ビジネスシーンで華やかな印象を作るなら、華やかな色をプラスして入れるのもおすすめです。
イエベ春なら、温かみのあるピンクやコーラルピンクで明るさをアップ。
イエベ秋は、オレンジやテラコッタの方が、お肌馴染みもよくリッチ感もあってフィットします。
ブルベ夏なら、青み系ピンクで少し明るめの色を入れることで、目元の印象も上品で華やかに。
ブルベ冬は、青み系ピンクで深みのある色の方が、クールで美しい目元に仕上がります。
華やかな色を目元にプラスして、お顔の印象をグレードアップさせていきましょう!
頬の間延びを防ぐチークで、キュッと引き締める!
チークを入れないという方も多いですね。
入れるとおかしな印象になる、派手になってしまうというお悩みもお客様から伺うことが多いです。
ですが、チークは入れた方が頬の間延び感を防ぎ、骨格をキレイ見せてくれますから省くのは勿体無いですね。
上記の画像の左側は、チークを入れていないため、なんとなく頬が間延びしてたるんだ印象にみえます。
右側の画像は、チークをしっかり入れています。
チークを入れていない画像よりも、上にキュッと上がったように見えますし、何より血色を良く見せて、お顔全体の印象をグレードアップさせてくれます。
チークの形や入れ方も、顔タイプによって違ってきます。
「優×上」は、頬骨の高い位置から太めの楕円を描くようにしっかり入れていきます。
太めに入れることで、頬の縦長感をカバーしてくれます。
チークブラシも太めのものを使い、大きく描いていくと、ムラなくキレイに描けます。
この他、顔タイプによっては、丸形や細めの楕円形が似合う方もいます。
このように、チークやアイシャドウ、アイライン、そして眉毛まで、美顔バランスメイクで似合う書き方、入れ方がしっかりわかります。
似合うメイクで、ご自身の外見の印象をグレードアップさせていきましょう!